境界性人格障害は、社会生活に大きく影響します。
社会に馴染めない、対人関係が上手くいかないなどから、自虐行為に至る迄、色々な精神的症状が表れます。
このような境界性人格障害の起こる原因には、どんな事柄があるのでしょうか。
境界性人格障害は、幼児期から始まりますが、赤ちゃんの時と言う人もいます。
赤ちゃんや幼児期は、親、特に母親の保護が無ければ生きられません。
その中で、子供は親の反応を見ながら成長します。
自分の取った行動で、親がどんな反応をするかを見ます。
その結果、親が嬉しそうな顔をすると、自分の取った行動は良い事、悲しそうな顔をすると良くない事と考えます。
結果、過保護の場合には自立心を抑え込んだり、放任の場合はかまって貰えない不安や寂しさ、又は恐怖感となって不安定になります。
小さな子に自立心が芽生えた時、親の反応で良いか悪いかを決めてしまう事になります。
その時に、親が、極端に過保護だったり、逆に放任で殆ど構わなかったりした場合、境界性人格障害が起こる条件となってしまいます。
境界性人格障害の全てが、親の責任と言う訳ではありません。
しかし、幼児期にそのような体験のある子供は、成長してから何かの問題にぶつかった時に、幼児期の経験が思い出され、発症する事もあります。
幼児期の経験や生活環境が、いかに大事かを考えさせられます。
また、過保護や放任の他に、虐待、親が健全でなかった場合などにも境界性人格障害が起こる可能性は、高くなります。
