最近、美容アイテムとして注目されている成分に「ムチン」があります。
水分保持力、つまり保湿力が強く、その特徴ゆえにムチンを配合した化粧水やクリームなどが数多く店頭に並べられるようになりました。
しかしムチンとは何でしょうか。
ムチンとは独特の粘性がある物質で、粘々した食物に含まれ、また、体内でも生成されているものです。
タンパク質と糖が結合してできた多糖類物質です。
たとえば、胃の粘膜にはムチンが含まれています。
このムチンによって胃壁の粘膜は保護されており、
タンパク質を溶解・分解するほどの強酸性の胃液であっても、胃の組織は溶かされないのです。
本来、胃液はウイルスや細菌を溶解し死滅させますが、それらの効果を持ってしても、胃炎や潰瘍が生じないのは、
このムチン 効果によるものです。
その他、ムチンは体内の様々な部位の粘膜にも含まれています。
鼻の粘膜に含まれているムチンは、風邪の予防のための必須のメカニズムの一部です。
ムチンの働きは、身体の健康維持に必須で、タンパク質の分解や消化吸収機能の補助、また抗ウイルス・細菌作用があります。
ムチンが含まれている食べ物は、簡単にいうと粘々したものです。
たとえば、納豆・オクラ・山芋・など、私たちに馴染みのある食材に多く含まれています。
またウナギにもムチンは豊富に含まれています。
ムチンは熱に弱く、加熱すると効果が失われます。
ムチン含有の食材は、生で食べられることに大きな意味があります。
ムチンは高い保湿力ゆえに、美容アイテムにも活用されていますが、その中でも代表的なのがアロエです。
アロエの粘性を応用した化粧水や保湿クリームは、数多く販売されています。
アロエだけでなく、熱を加えず、効率よくムチンを抽出した美容アイテムが開発されています。
