現在、80万人以上もの患者がおり、約50人に1人の割合で成人男性がアルコール依存症を患っているといわれています。
また、これまでは中年の男性がかかる病気というふうに考えられてきましたが、最近では女性も多くかかっており新たな問題となっています。
このアルコール依存症の治療法とは何なのでしょうか。
アルコールであろうと薬物であろうと、拒食・過食などの摂食障害にしても依存症を克服するのは非常に難しいことです。
アルコール依存症治療においては、基本的にとにかく飲酒をやめること、アルコールを絶つことになります。
アルコールを生涯絶つまでしなくとも飲酒の量を減らせば良いのではと考えるかもしれませんが、もともと自分でお酒の飲みはじめや終わり、飲酒量をコントロールできずに患ったアルコール依存症者が飲酒の量を減らすことは極めて難しいのです。
また飲酒の量を減らすことは、酔うほどの量を飲めないということであり、さらに飲みたい欲望をかきたててしまうのです。
もちろん、とはいってもすでにアルコール依存症を患っている人が自分1人の力でお酒を生涯にわたって絶つというのはなかなかできることではありません。
そこで、アルコール依存症の治療方法としては、医療機関において医師の管理のもと克服する方法、抗酒剤を使うことでアルコールを受け付けないように体をつくる方法、各地域にある断酒を促す自助グループに入り、定期例会などに参加しながら仲間たちと互いに励ましあいながら酒を絶つといった方法があります。
どれか1つに絞りこまず、できることはすべて行いながらアルコール依存症を治療していく必要があります。
